なんだかいつも頭皮がかゆい…
しっかり洗っているのにフケが気になる…
それ、もしかして脂漏性皮膚炎かも
脂漏性皮膚炎とは
脂漏性皮膚炎とは、皮膚に常在しているマラセチア菌というカビの一種が増殖し、炎症を引き起こしている状態です。皮膚科に受診し、炎症を抑えるためのステロイド剤や、カビの繁殖を抑える抗真菌薬を処方してもらうことが一般的です。
脂漏性皮膚炎の方にまず見直してほしいポイントが、普段使っているシャンプーです。使用している種類はもちろん、洗い方も重要です。
数多くあるシャンプーの中で、今回おすすめするのがミノンの薬用シャンプーです。商品説明はもちろん、実際に使った方の感想も集めてみました。
頭皮のかゆみをなくしたい
洗っても洗っても出てくるフケをどうにかしたい
頭皮がカサカサして乾燥する
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。
なぜミノンのシャンプーがおすすめなのか
一般的なシャンプーでは洗いすぎている!?
ベタベタしたり、フケが出るからといって一生懸命ゴシゴシ洗っていませんか?清潔にしなきゃと思い、シャンプーを2回3回と繰り返してはいませんか?それ、洗いすぎかもしれません。
皮膚にはもともと皮脂膜という天然の保湿成分が存在します。皮脂膜は皮脂と汗で構成させており、肌の水分を蒸発していかないように守っています。
皮脂膜はバリア機能の役割があり、正常に存在すると常在菌のバランスも良い状態で維持してくれます。
しかし、脂漏性皮膚炎の方はかゆみやフケを気にして洗いすぎている傾向にあります。つまり洗いすぎていることによって、バリア機能の働きがある皮脂膜まで洗い流してしまっているのです。
結果、バリア機能が落ち、常在菌のバランスが崩れマラセチア菌が繁殖し、炎症が起きやすくなっているのです。また、かゆいからと掻くことで炎症が悪化してしまいます。
でもベタつくのは嫌だし…
臭いも気になるし…
フケは不潔にみられるし…
洗えば洗うほどいいって思っていたのに
ゴシゴシ洗いたくなる気持ちはよくわかります!しかし洗いすぎてしまうことで、乾燥を促してしまい、今度はそれを補おうとして、皮脂がさらに分泌されます。
なんという悪循環…
もちろん皮膚科で処方してもらえる薬を使うことは前提です。しかし頭皮の環境を改善しないと、症状は改善していきません。そこで悪循環を断ち切ってもらうために、まず見直してほしいのがシャンプーです。
ではなぜ、ミノン薬用シャンプーは脂漏性皮膚炎の方に向いているのでしょうか?
おすすめポイント!ミノン薬用シャンプーの特徴3つ
ミノン薬用シャンプーの特徴を3つ紹介します。
特徴1:頭皮にやさしい
弱酸性が肌にやさしいというのは、なんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか?健康な肌はpH4.5〜6.5の弱酸性に保たれています。
逆に肌はアルカリ性に傾くと肌トラブルを起こしやすくなります。頭皮も皮膚なので同じです。pHのバランスが崩れ、アルカリ性に傾かないようにしていく必要があります。
ミノンの商品はシャンプーだけでなく全て弱酸性です。洗い終わった後も肌本来のpHを保つことができます。
脂漏性皮膚炎の方の頭皮は、バリア機能が乱れ、刺激に弱い状態です。できるだけ肌本来の状態をキープすることは重要です。健康な肌と同じ弱酸性を保てるというのはGoodポイントです。
特徴2:アミノ酸系成分配合
一般的なシャンプーには合成界面活性剤という洗浄力の高い成分が配合されているます。
余談ですが、ドレッシングが2層に分離している状態って見たことありますか?もしくは、ラーメンのスープを想像してもらってもいいですね。上の方に油が溜まっている状態がイメージできたかのではないでしょうか。
そうです。本来、水と油は混じり合わないのです。
つまり水だけでは油汚れは落とせないということです。そこで、一般的な洗浄剤には界面活性剤というものが使われます。この界面活性剤というものは、本来混じり合わない、水と油をくっつけるという働きがあります。
界面活性剤が油分を包み込むことで、水と混じり合いやすくなり、水で洗い流せるようになるのです。
その界面活性剤の中で最も強いとされているのが合成界面活性剤です。どんな油汚れも落としやすいという特徴の代わりに、必要な油分でも落としてしまうという難点があります。
ミノン薬用シャンプーには合成界面活性剤は配合されていません。その代わりに洗浄力のやさしい植物性アミノ酸系洗浄成分が配合されています。
この成分によって、バリア機能である皮脂膜を残しながら、余分な皮脂や汚れを除去することができるのです。
先ほども説明しましたが、肌にとって皮脂膜は重要です。脂漏性皮膚炎の頭皮は炎症により乾燥に傾いている傾向があります。余分な皮脂を落とすことは大事ですが、適度に残すことも大事です。
植物性アミノ酸系洗浄成分でしっかり皮脂膜は守りつつ、汚れは落とせるという点が、脂漏性皮膚炎の方に向いているポイントです。
特徴3:低刺激性処方
かゆみや乾燥がひどい時に、一般的なシャンプーが染みたことはないですか?脂漏性皮膚炎の方の頭皮は、炎症している状態なので刺激に対して敏感です。染みるなどの刺激はかゆみにつながります。
ミノン薬用シャンプーには、かゆみなどの刺激になる成分は含まれていない低刺激性処方です。
かゆみが出るとゴシゴシしたくなりますよね。一瞬、気持ちいいのはわかります。でもゴシゴシ洗いは炎症を悪化させる一因です。できるだけ、かかないようにするためにも、低刺激なシャンプーを選ぶ必要があるのです。
ミノン薬用シャンプーはお求めやすい!
ミノンの薬用シャンプーはドラックストアやネットで購入可能です。価格は1600円ほどです(販売店やサイトで多少の変動あり)また詰め替え用の販売もあり、そちらは少し価格がお安くなっています。
1600円という価格は、他の脂漏性皮膚炎の方に向けたシャンプーよりリーズナブルなお値段です。家の近くで買えて、なおかつ安いというのはいいですよね。
しかも1回使い切りのサンプルタイプの販売もあるようです。これは嬉しいですよね。一度使用してから継続するか決めたい方は、とりあえずこの使い切りサイズをいくつか購入し、しばらく試してみることかできます。
シャンプーは匂いや泡立ち、髪の毛との相性があると思います。個人的には猫っ毛なので、シャンプーは一度試してから大きいサイズを買いたい派です。その点、1回分使い切りサイズがあると気軽に試せるので安心です。
実際の口コミは?高評価多数でした
使っている方の口コミて気になりますよね?実際に使っている方の口コミを集めました。
効果実感あり!な口コミ
頭皮が荒れてしまい、どうやら頭皮の脂漏性皮膚炎らしく、ネットで調べたらミノンがいいとの記事を見たので買ってみました。
くせ毛なので心配でしたが思ったよりも髪がバサバサすることもなく、頭のかゆみも前より落ち着いた気がします。
この時期の乾燥のせいか、頭皮に痒みがあり瘡蓋ができてしまいました。
このシャンプーを使い始めた翌日から痒みも治まり、使って正解でした!
こちらのサンプルを何度か試してから購入しました。
夜に洗髪すると、翌日の夕方ごろには頭皮が痒くなってしまうのが悩みだったのですが、こちらを使用すると痒みがおさまり、頭皮のべたつきも軽減されました。
ミノンは洗浄力が弱いイメージがありましたが、泡立ちもそれほど悪くなくさっぱりと洗えます。
コンディショナーもラインで使用すると、髪がするんとまとまります。
乾燥によるフケがひどかったため、こちらを使用しました。
1週間半くらい使用してだいぶ改善されました。
値段は高いですがそれだけの価値はあると思います。
引用サイト:Amazonミノン-第一三共ヘルスケア-薬用ヘアシャンプー-120mLカスタマーレビュー
このような口コミが多く寄せられていました。みなさん、効果実感されているようです。
ミノン薬用シャンプーは頭皮にやさしく、洗いすぎないというのが特徴です。そのおかげで、乾燥の改善を実感する方が多くいらっしゃいました。
頭皮の状態が改善することでかゆみやフケといった悩みも改善されているようです。使ってみる価値あり!と言えるでしょう。
効果実感されている口コミが多い中、こんな口コミもありました。
一方、こんな声も…イマイチな口コミ
シャンプーだけじゃやはり痒みは治らず、皮膚科の薬をつけたら即良くなったので、脂漏性皮膚炎は皮膚科で診てもらって薬で治すのが一番早いです(笑)
でも私の髪には合ってるっぽいし、まだ頭皮がかさかさしてるのでしばらく使います。
星マイナス1は、お値段がちょっとお高めのためです。
引用サイト:Amazonミノン-第一三共ヘルスケア-薬用ヘアシャンプー-120mLカスタマーレビュー
確かに一般的なシャンプーと比べると、薬用シャンプーなので、香りや手触りという点は劣るようです。また一般的なシャンプーに比べ、価格も薬用なので少しお高めです。
しかしながら、脂漏性皮膚炎の方に一般的なシャンプーは向きません。
先ほども説明したように、洗い過ぎによるバリア機能の低下が懸念されるからです。香りや手触りに関しては、まずは脂漏性皮膚炎が落ち着いてから、ということになりそうです。
どうしても軋みやごわつきが気になる方はコンディショナーやトリートメントの併用をおすすめします。
また、シャンプーはあくまでも頭皮環境をよくするための補助です。症状が長引く場合や、悪化するときは皮膚科に相談してください。
そもそもシャンプーで脂漏性皮膚炎は治るのか
しかし、そもそも脂漏性皮膚炎はシャンプーのみで治るものなのでしょうか?それは少し難しいです。脂漏性皮膚炎をしっかり治すには、その原因を取り除くことが重要です。
早く症状を改善させ、同じ症状を繰り返さないためにもまずは原因を知りましょう。そして繰り返さないような頭皮の状態をキープしていくことが大切です。
脂漏性皮膚炎の原因
では、脂漏性皮膚炎の原因はなんなのでしょうか?
脂漏性皮膚炎の原因はその詳細はまだ明確にはわかっていませんが、遺伝的要因、環境的要因、精神的ストレスなどが関与した多因子疾患と考えられています。
近年は、皮膚に常在しているマラセチアというカビ(真菌)の一種が発症に関与していることが認識されており、重要な症状の悪化因子と考えられています。マラセチアは脂腺から分泌される皮脂を栄養源としているため、皮脂の量が多くなるとマラセチアも増殖します。
皮脂の成分の1つであるトリグリセリドはマラセチアなどの皮膚の常在菌によって遊離脂肪酸に分解されますが、この遊離脂肪酸が皮膚に刺激を与えることが 脂漏性皮膚炎発症の原因の1つと考えられています。また、増殖したマラセチア自体も皮膚に炎症を起こすと考えられています。
よって皮脂の分泌をコントロールし、マラセチアを繁殖させないようにする必要があるのです。
では、皮脂が増える原因はなんなのでしょうか?
代表例として挙げられるのは以下のようなものです。
・脂っこい食事
・ストレス
・過労
・睡眠不足
・ストレス
・ホルモンバランスの乱れ
いかがでしょうか?思い当たる節があったのではないでしょうか?
唐揚げやトンカツなど脂っこい食事に偏っていませんか?仕事が忙しくゆっくり休息できていないのではないですか?
シャンプーの見直しも大切ですが、ますは日常生活を振り返ってみましょう。その上で繰り返さない方法を考えていきましょう。
繰り返さないために
症状がひどいときは皮膚科で薬を処方してもらいましょう。皮膚科ではステロイド剤や抗真菌薬が処方されます。薬を使用することで症状は改善してくる方が多いです。
しかし薬の使用をやめると再発する方もいらっしゃいます。それは日常生活の見直しができていないからです。つらいかゆみやフケから解放されたのならば、繰り返さないように日常生活を見直しましょう。
まず、食事は脂っこいものや香辛料などの刺激物は控え、積極的にビタミンB群を摂取するようにしましょう。ビタミンB群には皮脂のコントロールをするという働きがあり、過剰な皮脂の分泌を抑えてくれます。
ビタミンB群が含まれる食材の代表例としてはレバー、しじみ、ほうれん草、トマト、キャベツなどです。サプリメントで補ってあげるのも良いです。
次に、睡眠をしっかり摂り、疲労を蓄積しないようにしましょう。お風呂で湯船に浸かると疲労もとれる上に、リラックス効果もあります。
また、寝る前はスマートフォンの画面はできるだけみないことをおすすめします。これは睡眠の質に関わってきます。スマホやPCの画面を見ていると交感神経が刺激されてしまい、なかなか寝付けないという状態になりやすくなります。
質の良い睡眠をとるために、スマホやPCは早めにしまい、部屋をあらかじめ暗くしておくなどして、寝る準備を整えていくと良いです。アロマキャンドルなどもリラックス効果が期待でき良いアイテムです。
このように、生活習慣を見直しながら、頭皮の状態を整えていきましょう。できるだけ必要な皮脂を落としすぎることなく、清潔に保つことが大切です。
そのためには適切なシャンプーを選び、正しく使用することが重要なのです。
でも、正しいシャンプーの方法ってご存知ですか?ゴシゴシ洗うのは逆効果とお伝えしました。次は正しいシャンプーの方法をご紹介いたします。
実は間違っていた!?効果的なシャンプーの方法
せっかく適したシャンプーを選んだのだから、その効果を最大限に活かしましょう!それには洗い方も重要です。良かれと思ってしていたシャンプー、実は間違っていたのかも!?
ポイント1:乾いた状態でブラッシング
1つ目のポイントはブラッシングです。まずは乾いた状態でしっかりとブラッシングをしてください。付着している汚れが浮いてきます。これによって効率的に汚れを落とせるようになります。
ポイント2:十分な予洗い
2つ目のポイントは十分な予洗いです。予洗いというのは、シャンプー前に頭皮と髪を十分に濡らすことです。シャワーのお湯をできれば1分くらいかけて、髪についた汚れを取り退いていきます。
ポイント3:やさしく洗う
3つ目のポイントは洗い方です。予洗いが終わったら、シャンプーをしていきます。シャンプーは、必ず手で泡立ててから頭皮につけるようにしましょう。
洗うときは指の腹を使って、やさしく洗います。爪を立てたり、激しく擦ってはいけません。頭皮を傷つけないように気をつけましょう。
ポイント4:しっかりとすすぐ
4つ目のポイントは十分なすすぎです。洗い終わったらしっかりすすぎます。シャンプーが頭皮に残らないように注意しましょう。
耳のうしろや襟足の辺りは、すすぎ残しが多い箇所です。入念に行いましょう。頭皮についた泡をしっかり流していくようなイメージです。
ポイント5:ドライヤーで乾かす
最後、5つ目のポイントはドライヤーで乾かすことです。お風呂から出たらドライヤーで乾かしましょう。しっかりと根元まで乾かしまてください。
男性の方は特にタオルドライで済ませる方が少なくないですが、十分に乾いていない状態だと雑菌が繁殖しやすくなります。ドライヤーで乾かすようにしましょう。
効果を最大限に活かせるように、上記のポイントは押さえておきましょう。ぜひ実践してみてください。
まとめ
いかがでしたか?ミノンの薬用シャンプーについてご紹介しました。
脂漏性皮膚炎はシャンプーのほか、日々の食生活やストレスなどにも影響されます。せっかく症状が改善したのならば、繰り返さないようにしたいものです。
ミノンの薬用シャンプーは皮膚科の薬とも併用できるシャンプーです。治療中はもちろん、治療後の頭皮の状態を健やかに保つために、使ってみてはいかがでしょうか?